MONKEYBIZ south africa展
2016年4月1日(金)〜 4月11日(月)
南アフリカのケープタウンより、色鮮やかなガラスビーズをまとったユニークな動物たちがやってきました。
素朴でとぼけた雰囲気の動物たち。
模様や色づかい、かたちなど、同じものはひとつもありません。
この動物たちは、ケープタウン近郊に暮らしている貧しい人たちが想像でつくったもの。
実物を見たことがないということが、かえって自由な発想、豊かな表現になっています。
物語に出てきそうな動物たち。見ていると想像を掻き立てられます。
プラスチック製のものにはない、透明感と深みがあります。
タイヤを使ってつくられた、個性的な雰囲気のキーホルダーも。
「モンキービズ サウス アフリカ」は芸術家たちによって、2000年に南アフリカ・ケープタウンで設立された経済自立&HIV支援のためのプロジェクト。
南アフリカの伝統工芸であったビーズワークを一般人が無料で学べる場所をつくりました。技術を習得した人はアーティストとなって自宅でMONKEYBIZのオブジェ制作をし、それに見合った報酬を受け取ることが出来ます。
制作者たちはケープタウン近郊に済む貧しい人々で、この活動に参加しビーズワークに従事することにより、家族を病院に行かせることが出来るようになったり、 子供たちを学校へやったり、小さな家を建てることが出来るようにもなっています。 また、利益は直接その制作者に渡されると同時に、貧困に苦しむケープタウンの人々の経済自立とHIV患者の支援としても活かされています。
現在では世界各国の美術館(東京国立新美術館を含む)をはじめ、NYのDonna Karanブティック、スイス王室、マンデラ元南ア大統領オフィスなどに置かれ、世界中の人々にその作品は愛されています。
faber LABORATORIO
0263-88-7706